家具耐荷重について – φ16 アイアンバーコ型 / L型
お問い合わせの多い家具の耐荷重について、試験機構「BOKEN」による品質試験結果とSULKの見解をお知らせいたします。
─ 試験内容
12.5mm厚の石膏ボードと40mm厚の針葉樹の下地がついた材に商品をビス留めし、破損や変形が生じるまで荷重を掛ける。
─ 試験した家具
φ16 アイアンバー コ型
W1500 H500
天井・壁付のL型でも、同条件で設置いただく場合は同程度の耐荷重と考えております。
コ型・L型はW1500までサイズオーダー製作が可能ですが、支柱スパンが長いほどバーがたわみやすく、強度が低いと言えます。
今回は最大スパンのW1500で耐荷重試験を行いました。
φ16 IRON BAR コ型 | SULK公式オンラインショップ
φ16 IRON BAR L型 | SULK公式オンラインショップ
─ 試験結果
1623N(約162kg)の荷重でバーの変形が起こったとの報告を受けました。
また、取り付けビスが設置箇所から外れることはなく、変形が見られたのはバー本体のみでした。
このことから、ビスの引き抜き強度的には100kgmを超える荷重であっても、下地材にビスがしっかりとかかっていればバーが抜け落ちることはないということがわかりました。
また、一番強度の低いはずのW1500でも我々の想定以上に高い強度がありました。
─ SULKの見解
試験結果を踏まえ、SULKではアイアンバーの耐荷重を全てのサイズで30kgまでと設定させていただく運びとなりました。
お客様によって設置箇所の条件が異なることを考慮し、決定しております。
安全にご使用いただくため、耐荷重を守っていただきますようお願いいたします。