ビカクシダ(コウモリラン)

写真:ビカクシダ(コウモリラン)
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学名
Platycerium bifurcatum
英名
Common staghorn fern
科目
ウラボシ科
属名
ビカクシダ属
原産地
アフリカ、アジア、オーストラリアの熱帯地域

鹿の角のように伸びる葉の姿がビカクシダの名前の由来ですが、広がる葉がコウモリの羽にも似ているから「コウモリラン」とも呼ばれています。ビカクシダは株元に張り付くように広がる「貯水葉」、鹿の角のように前に伸びる「胞子葉」から成り立っています。貯水葉は水分や養分を蓄える性質、胞子葉はシダ植物としての胞子を作る性質です。また、耐寒性や耐陰性に優れており、胞子葉の横幅が広く、上向きに立ち上がりやすい特徴を持っています。

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月
生育期
肥料
植え替え
日当たり
日当たりが良く風通しのよい置き場所で、直射日光には当てないでください。
水やり
春夏は土や水苔の表面が乾いてから。秋冬は土や水苔が乾いてから2~3日後、貯水葉に水がしっかりかかるように水やりをしましょう。土の場合は水やりの頻度は少なめで大丈夫です。
肥料
基本的に必要ありません。生育を早くしたい際には水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてみると良いでしょう。
温度
10℃以上
お手入れ
剪定は必要ありませんが、古くなって枯れた胞子葉を切り取る程度で十分です。成長点を傷つけないように注意しましょう。
病害虫
ハダニ
冬場の管理
冷暖房の風が直接当たらない場所に置き、最低10℃以上をキープして管理し、冬場は控えめに水やりをしましょう。
増やし方
株分け:親株の胞子葉の下から出てきた子株の葉が3枚以上に育ったら、子株を優しく切り取る。株分け後は1ヶ月程明るい日陰で様子を見ながら育ててください。